数字で見る 歯 の 資産価値

数字で見る 歯 の 資産価値

監修:おおたわ歯科医院マキシロフェイシャルインプラントセンター

院長 歯学博士 大多和 徳人

あなたは 歯 の 資産価値 について考えたことがありますか?

歯の資産価値といわれてもイメージしにくいですよね。資産というと、現金や株、不動産、債券などがあると思います。それぞれ、とても価値があるものだと思います。しかし、最も重要な資産価値を有するものは、「健康な身体」です。

あなたにどんなに資産があっても、あなた自身が健康でなくては資産を増やす事も使う事も難しくなります。当たり前のように過ごす毎日も有限であり、健康な身体に勝るものはないと思います。

その健康な身体を形成する上で、重要となるのが「食事」です。食べ物をよく噛んで、飲み込み、栄養を摂ることです。つまりは、噛むための「歯」が重要となってきます。今回は、歯の重要性を「資産価値」という視点で記していきます。

歯の資産価値の重要性

歯の資産価値
図1:歯の資産価値について考える

歯の資産価値を考える上で、より広い視点となる身体の価値を考えてみましょう。Web媒体であるFinTech Journal の記事にて橋下 徹 さん(弁護士, 元大阪市長・元大阪府知事)の記事がありましたが、『みなさんの自分の身体の価値は4億円超と考えるべきで、身体こそが元本だ』と述べられていました。

自分の身体の価値は4億円超、大切なのはそれを…

FinTech Journal の記事 より引用

上記記事によると、4億円超という数字は日本人の平均年収から割り出したもののようです。それでは、その4億円超えという身体の資産価値から考えたときに「歯の資産価値」はいくらくらいになるのでしょうか。

健康な身体(4億円超の価値)というものを維持するために、食事は必要不可欠です。その食事も、ただ栄養を取ればいいものではないのです。経口摂取(お口で噛んで飲み込み、栄養摂取すること)と経管栄養(胃ろうや点滴で栄養摂取すること)では、後に身体に及ぼす影響は全く異なります。どうしても経管栄養では、活力が失せ、筋肉も衰えてしまいます(仕方のないことなのですが)。

そして、その経口摂取を円滑にするためには、健康な歯や十分な口腔機能の存在が必要不可欠なのです。そう考えると「歯の資産価値」というものは、非常に価値があるものと考えなくてはなりません。

歯科大学生に聞く歯の資産価値

資産価値の上昇、歯
図2:1年生と6年生では考え方に変化が

それでは、歯科大学生は歯の資産価値をどのように考えているのでしょう。高校を卒業後に歯科大学に入学して、6年間も歯科の専門知識を学びます。より専門的な知識を得ると「歯の資産価値」の考え方はどのように変化するのでしょうか。歯科医療費に関する意識調査 (中村貴美ら. 2010. 松本歯学)による報告を一部抜粋します。

1年生平均 554万円
2年生 平均 1,033万円
3年生 平均 1,112万円
4年生 平均 1,325万円
5年生 平均 1,548万円
6年生 平均 2,000万円

図3:歯科大学生の考える歯の資産価値

この論文では成人の歯(上顎14本 下顎14本)についてアンケートを行い、学生が考える歯の資産価値を割り出しています。新入生の考える歯の資産価値は平均554万円ほどですが、歯や歯科治療、インプラントのことを学んだ学生の考える歯の資産価値は最終的に4倍ほど向上しているのがわかると思います。つまり、6年生の時には成人の歯について、上下顎で 2000万円、片顎で 1000万円の資産価値があると考えていることがわかると思います。

インプラントの治療費と比較する

歯の資産価値とインプラント1本の費用を比較
図4:歯の資産価値とインプラント1本の費用を比較

上記の事を踏まえて、歯1本を再建することができるインプラント治療と比較してみたいと思います。インプラント治療は、インプラント体+上部構造(冠とアバットメント)で30万円/本 ほどとなります。これが28本分と考えると、おおよそ840万ほどとなります。片顎で考えると420万円となります。

歯の資産価値と比較すると片顎で1000万円とされていたものが、治療費という観点でみると、意外にも半分以下の420万円ということが見えてきました。幸いにも歯科治療の場合、骨組織および硬組織の治療となるので、胃や肺のような臓器、軟組織の治療と比べても再現性の高い治療になります。従って、資産価値という観点から見ると、歯科治療は自己への投資とも考えることができると思います。

歯の本数と健康の関係性

健康増進 おいしい食事
図5:しっかり食べることこそ健康増進

次に見方を変えて、歯の資産価値を健康と医療費という観点から考えてみたいと思います。厚生労働省が公開している生涯医療費(2010年推計)によると生涯医療費は平均で約2400万円とのことです。その内、70歳以上で消費する医療費が49%を占めていました。70歳以上というと、一人当たりの喪失歯は10本を超える時期に相当します。口腔全体で考えた時に、歯の喪失が10本を超えてくると咀嚼能力は間違いなく低下します。すると、胃や臓器にも負担がかかるだけでなく、食べ物自体もやわらかいものを選ぶことになり、栄養の偏りもでてくることになります。ここから、ご自身の歯の本数と健康になんらかの関係性が見えてくると思います。

歯の資産価値は医療費抑制にある

歯の資産価値 歯科治療
図6:歯の存在は医療費を下げる価値もある

毎年40歳以上の人を対象とした、お口の健康と医療費に関する調査によると、 残存歯が20本以上の人に比べ、残存歯が0~4本の人の年間医療費 は約190,000円高かったという報告があります(丸尾修之ら. 2013. 香川県歯の健康と医療費に関する実態調査)。また、歯の本数が少ない人では、糖尿病、がん、肺炎などの病気が多いことも分かりました。つまり、歯が健康であるだけで、医療費が抑制されるだけでなく、元気に過ごしている方が多いようです。

例えば、歯がある期間が30年長くなると、単純計算で570万円(19万円x30年)も節約できるということになります。つまり、いつかは必ずかかる医療費を抑制できるということは、資産価値としての歯の重要性がより明確になると思います。

歯が少ない、ボロボロは手遅れか?

歯がないことは手遅れか?
図7:歯がすでにない場合はどうすれば?

それでは、現時点で、歯を多数失っていたり、歯がボロボロ・ぐらぐらの方はどうしたらよいのでしょうか。歯を多く失っているということは、すでに歯の資産価値がかなり減少していると考えることもできます。そのようなお悩みに最適な治療法として、オールオン4という治療法があります。1日で、すべての歯を入れることができる特殊な治療です。歯が入る事で、医療費の削減が出来ると考えると素晴らしい節約になるかもしれません。

1日で固定式の仮歯に

ALL-ON-4 ( オールオンフォー )の 定義 より引用

また医療費が減るという事は、生活の質が上がる事が考えられます。
その様に考えていくと結果として数字以上の価値が出てくるかもしれません。
歯に値段をつける事はできませんが、様々な角度から見てみると、私達が思っているよりも、歯というものはもっと大きな価値があるのかもしれません。

私達、おおたわ歯科医院に出来る事

チームワーク
図8:力を合わせてあなたを笑顔に。

歯がない事、歯が少ない事、歯がボロボロな事、このようなお悩みをお持ちの方は当院へご相談下さい。オールオン4 は特殊な悩みの方に対する特殊な治療です。あなたのお悩みに合ったプランを提案して、当院スタッフ一丸となってお悩みの解決に努めていきます。そして、あなた自身という最も貴重な資産の価値を上げていきましょう。当院では無料のオンライン診療も実施しているので、ご興味がありましたら下記リンクよりお問い合わせください。

All-on-4 ザイゴマインプラント 無料オンライン診療

最後までお読みいただきありがとうございました。今回は「数字で見る 歯 の 資産価値」をテーマに記事を書きました。歯の深刻な悩みをお持ちの方に向けて記事を書いていますが、疑問は解決しましたでしょうか? 皆様のインプラントに関する不安を少しでも軽減できる情報を提供できればと考えています。

本ブログは「双方向」であることをモットーとしています。本ブログ読者からのインプラント、All-on-4、ザイゴマインプラントに関するフィードバックやご質問に、できる限り筆者が記事を書いたり、個別返答でお悩みにお答えすることができます。
※本ブログはインプラント・ザイゴマインプラント専門のブログとなりますのでご了承ください。

著者紹介

大多和 徳人

おおたわ歯科医院

マキシロフェイシャルインプラントセンター

院長 歯学博士
専門分野

重度歯周病 / ザイゴマインプラント

学歴・職歴

  • 九州大学歯学部歯学科卒業
  • 九州大学大学院顔面口腔外科卒
  • 九州大学病院デンタルマキシロフェイシャルセンター勤務
  • 大分岡病院顎顔面外科マキシロフェイシャルユニット勤務

所属学会

  • 日本口腔外科学会所属 認定医
  • 顎顔面インプラント学会所属
  • ICOI(国際インプラント学会)所属 認定医
  • All-on-4 ザイゴマインプラント協会 理事
  • Study Group of the Edentulous Solutions 理事

専門

  • All-on-4 ザイゴマインプラント専門医
  • 九州大学総長賞受賞
    (テーマ: 3Dプリンターによる三次元骨再生)
  • 博士号取得
    (テーマ: カスタムメードチタンメッシュでの骨再生)
  • 国際特許取得
    (主題: All-on-4 のための三次元スキャンボディの開発)

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