Case 04

Case 04

Upper -
Lower All-on-4
Age 70代
Gender 女性
Chronic Illness

 

症例詳細の紹介


 

背景

下顎は部分入れ歯を使用されていたが、歯も残り3本となり痛みはないものの、歯の揺れが大きくなるのを実感されていた。入れ歯のつけ外しは非常に億劫に感じていたため、インプラントについて相談をうけた。下顎骨の厚みはあるものの、歯肉と顎骨の後退が著しいため従来法では歯冠長が長くなるため、All-on-4による即日修復治療となった。

 

インプラント詳細

上顎は今回は大きな処置はしていないが、下顎はAll-on-4による正確な咬合平面となるため、それに合わせて咬合調整を行った。今後、上顎のAll-on-4を予定している。
下顎は4本のインプラント埋入によるAll-on-4。前方2本はどちらも0度垂直埋入。後方2本は17度傾斜埋入。

 

上部構造詳細 

HTジルコニアで構成された、フルジルコニアブリッジでファイナルレストレーションとした。焼成されたジルコニアはステインテクニックで着色した。シェードカラーはA1。

 


著者紹介

大多和 徳人

おおたわ歯科医院

オールオン4 ザイゴマクリニック

院長 歯学博士
専門分野

重度歯周病 / ザイゴマインプラント

学歴・職歴

  • 九州大学歯学部歯学科卒業
  • 九州大学大学院顔面口腔外科卒
  • 九州大学病院デンタルマキシロフェイシャルセンター勤務
  • 大分岡病院顎顔面外科マキシロフェイシャルユニット勤務
  • All-on-4 ザイゴマクリニック開設

所属学会

  • 日本口腔外科学会所属 認定医
  • 顎顔面インプラント学会所属
  • ICOI(国際インプラント学会)所属 認定医
  • All-on-4 ザイゴマインプラント協会 理事
  • Study Group of the Edentulous Solutions 理事

専門

  • All-on-4 ザイゴマインプラント専門医
  • 九州大学総長賞受賞
    (テーマ: 3Dプリンターによる三次元骨再生)
  • 博士号取得
    (テーマ: カスタムメードチタンメッシュでの骨再生)
  • 国際特許取得
    (主題: All-on-4 のための三次元スキャンボディの開発)

深刻ではない

非常に深刻

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